itunesの中に以外にサヨナラcolorのカバーが入ってる事に気がついてちょっと調べてみました。
こんな人もカバーしてるよーってがあったら教えてください。
さよならから はじまることが たくさん あるんだよ
サヨナラCOlORとは
2001年に発表された日本のバンド SUPER BUTTER DOG (2008年解散)の代表的スローバラード。
2001年の発表時は企画盤だったため、オフィシャルには掲載されておらず、
その後2005年に「明日へゆけ」との両A面シングルとして再発表された。
また同2005年には、この楽曲にインスピレーションを受けた俳優 竹中直人が自ら脚本、監督、主演をつとめ、同タイトルの映画を発表している。
どんな曲?
SUPER BUTTER DOGが活動休止に入る前に作られた作品。
それまでの楽曲の意味を切り離していくような歌詞とは、一線を画し、ボーカル永積タカシが胸中を吐露するように書いたという詞が印象的。
オリジナル
SUPER BUTTER DOGの原曲。解散ライブDVDに収録。
バンドが解散と聴いて、ファンが最初に思い浮かべたのはやっぱりこの曲だったと思うし、期待に応える素晴らしいアクトだったと思う。「なんかみんなの歌う声がききたいなぁー」っていいながら笑っちゃうところがタカシらしさ。
カバー
高橋真梨子
高橋真梨子のカバー。2009年発表の男性ボーカルカバー集「No Reason 〜オトコゴコロ〜」に収録。
アレンジがとても綺麗だし、力強い歌声でスケールが壮大。
大沢誉志幸
大沢誉志幸のカバー。2008年発表のセルフカバー集「シーズンズ・グリーティングス2〜夕凪〜 」に収録。
この作品の発表以前にハナレグミ(永積タカシのソロユニット)が大沢の「そして僕は僕は途方にくれる」をカバーした経緯があって実現したらしい。
渋い歌声とシンプルなアレンジがかっこいい。
RIKUO
RIKUOのカバー。2010年発表のカバー集「RIKUO&PIANO」に収録。
本人もオフィシャルで語る通り、音を出来る限り抜いた引き算のアレンジ。
ピアノと綺麗な歌声だけで構成されていて感動的。
個人的には、この曲のカバーの中で、これが一番好き。
武田雅治
Skoop on Somebodyのボーカル 武田雅治のカバー。2006年発表のバラードカバー集「恋歌〜THE LATEST J-LOVE BALLAD HITS COLLECTION」に収録。
のびのある声で力強く歌い上げてる。武田さんは本当に声もきれいだし歌も上手だ。
小泉今日子
小泉今日子のカバー。2003年発表のオリジナルアルバム「厚木I.C.」に収録。
キョンキョンの声って不思議な説得力があって、この歌にもマッチしてる。
アレンジはもっと大人しめでもよかったんじゃないかなーとは思うけれど、聴いちゃう。
その他のカバー(視聴のみ)
2007年発表カバーコンピ「Jazzy End」に収録。ジャジーでドラマティック、他のカバーとは異質。
2008年発表「Essence of Life 〜Happy〜」に収録。レイドバックなレゲエ調。
2010年発表「空色コンガ」に収録。優しくて明るいアレンジ。
2010年発表「You are mine」に発表。Sotte Bosse節って感じ。かるい感じ。
セルフカバー
ハナレグミ&忌野清志郎
2005年発表。ハナレグミ&忌野清志郎のセルフカバー作。
映画「サヨナラCOLOR」のエンディングとして使われたバージョン。
個性的な声をもった二人がぶつかってより強烈な印象を与えてくれる。
実は二人は同じ中学校の出身。
まとめ
ここ数年でまたカバーが増えたような感じがする。
またどのカバーもアレンジを大胆に変えてるような作品は少なくて、基本的には原曲に近い形で歌われてるのも印象的だった。どっかのパンクバンドが高速アレンジみたいなのしてるかなとも思ったけれど、そういったものは見つからなかった。
発表から今年で10年目。バンドも既に解散しているけれど、こうやって少しずつ曲が広まっていくのはいいこと。
これからもっといろんなカバーに出てきてほしいし、ハナレグミにも歌い続けてほしい名曲です。
※ 映画「サヨナラCOLOR」
冒頭でも紹介した2005年の同タイトル映画「サヨナラCOLOR」
歌のイメージどおりのせつなさと音楽ファンにはたまらないカメオの連続。
主人公の若い頃のエピソードは結構な割合で監督の実体験らしい。
原田知世さんはこの映画きっかけで現在の旦那さんと知り合われたって報道されてました。
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